東京オリンピック、大阪万博、建設業界の好調は続くのか

東京五輪に向けて、都市再開発が盛り上がりを見せています。

なかでも急速な成長を遂げたのが“渋谷”ではないでしょうか。

90年代のコギャルブームのけん引役となった【1720】東急建設が運営する「109」が印象深い街ですが、近年では多面的な顔を持った街へと変貌しています。

出典:東京急行電鉄株式会社

再開発でまず最初に注目されたのが2012年に開業したヒカリエでしょう。ファッションビルとしても多くの人が集うスポットになっていますが、それだけではありません。【2432】ディー・エヌ・エー【3938】LINE【9433】KDDIなど名だたる企業がオフィスビルとして活用しています。

さらに、昨年9月に開業した渋谷ストリームには、2019年中にグーグルの日本法人「グーグル合同会社」が移転。11月に開業予定の渋谷スクランブルスクエアには、【2121】ミクシィ【4751】サイバーエージェントが入る予定です。

新興のIT企業と言えば、一時は六本木ヒルズに集結していました。しかし、再開発を機に、渋谷が中心地となりつつあります。拠点を渋谷に移す上場企業は、いまを作る企業として注目してみるのもよいでしょう。

また、2016年に休業していた【8251】パルコがこの秋、11月下旬に再オープンします。

劇場や映画館などエンタメ面も充実しているほか、「ラグジュアリーのモードファッションを強化し、3割に上げたい」とコメントを出しています。

これまでインバウンドと言えば銀座が聖地でしたが、渋谷界隈ではホステルなどの宿泊施設が充実してきたこともあり、今後は訪日外国人による消費押し上げ効果も期待できそうです。

ちなみに渋谷には、上記のほかにも12月には渋谷フラクスも開業予定。

東京五輪が始まる頃にはかなり賑やかになっていそうですね。

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渋谷だけじゃない再開発スポット

当初は東京五輪で湧いていた日本ですが、2025年の大阪万博も決まったことで、新たに2030年までに訪日外国人:6000万人と目標が掲げられました。

遊ぶ場所や宿泊施設の枯渇が話題になっていましたが、これまで力を入れてこなかった国外の来訪者への商機に、ホテル、映画館、劇場などが一体化した商業施設が多く建設されています。

新宿では、歌舞伎町「新宿 TOKYU MILANO 再開発計画」が予定されるなど、首都圏では渋谷以外も変化してきていいますが、大阪や京都でも同じような施設が増えています。

ここまで盛り上がりが続くと、建設業界の好業績はまだまだ長く続きそうですよね。

(!)しかし、注意です。

実は喜ばしいことばかりではないようです。

どの業界でも深刻な人材不足が叫ばれていますが、人手不足を理由に倒産する産業として、サービス業に次いで建設業界が多い状態となるまで問題が大きくなっています。

案件は増えているのに人手不足となると、そこで人件費の上昇が起こり、結果的に【1812】鹿島など業績を圧迫している企業も見受けられています。

全ての建設株がそうなっている訳ではありませんが、お持ちの方はその点を踏まえて業績など動向を追っていただく必要がありますので、お気をつけ下さい。

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