ゲームショウ中止はどのような影響を与えるか

例年8月~9月はゲーム株が活況になりやすい傾向にあります。昨年も【9684】スクウェア・エニックスや【9697】カプコン、【7832】バンダイナムコホールディングスなど家庭用ゲームソフトを手掛ける銘柄が盛り上がりを見せていました。

なぜこの時期にゲーム株への物色がみられるのか?既にお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、理由は毎年9月に開催している「東京ゲームショウ」です。

昨年の来場者は26万人超を記録。国内最大級のゲーム見本市であり、国内外のゲーム会社がビッグタイトルや最新情報を公開するため、これまでもゲーム株の株価にも影響を与ええるケースがありました。

そのため、開催に向けて出展企業や関連企業に先回りの買いが進みやすいわけです。

しかし、今年の東京ゲームショウは新型コロナウイルスの感染拡大により、幕張メッセでの通常開催が中止に。9月23日~27日の日程でオンラインによる開催が決定しました。

今回は初めての試みとなるオンライン開催で特に注目を集めるであろう関連株を予想したいと思います。

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アマゾンと初の提携

オンライン開催となる今回はなんとアマゾンのサイト内に特設ページを設置。公式番組を配信し、ゲームやグッズの販売を進めます。

公式ウェブサイトとアマゾン特設サイトを交互にアクセス出来るようにし、ゲームに関心がない層の取り込み狙いです。

また、仮にアマゾン内の特設サイト内でゲームショウにて、発表された新作タイトルの予約や購入ができるような仕様であれば、予約数ランキングや売れ筋ランキングへ反映され、注目度や反応がすぐ確認できるので、材料として評価されることになるかもしれません。

そしてもう一つ、オンライン開催の恩恵を受ける公算が大きいテーマがあります。

メインは「e-Sports」 普及が加速する流れに

ご存知の通り、新型コロナウイルスの感染拡大により、これまで通りのスポーツ観戦が非常に難しい状況となりました。

一方でこの状況はe-Sportsの普及を加速させる可能性があります。「e-Sports」は複数のプレイヤーがゲームで対戦し、チャンピオンを決定するスポーツです。

ゲーム対戦はオンライン上で行えるものがほとんどであり、観客も配信で閲覧することができることから、3密になる恐れがなく、大規模の大会を問題なく開催することが可能なのです。

「ゲームショウ オンライン」で特に注目を集めるとみているイベントがe-Sports大会です。オンライン開催だからこそ、配信との相性はバッチリ!

アマゾンの特設サイトもあるため、観覧層の拡大やより身近に感じられるきっかけとなる可能性があります。

更には今月20日には経済産業省がe-Sports大会の国際ルールつくりのため、主要国の動向調査を行うことを発表。

ちなみ、8月にも【4751】サイバーエージェント子会社である「CyberZ」が国内最大級のe-Sportsイベント「RAGE(レイジ)」を開催するため、関連銘柄へ物色が進む公算があります。

新型コロナウイルスの感染拡大により、新しい生活様式が根付き始め、「テレワーク」や「デジタル化」が急速に進んでいます。まだまだ一般的でなかった「e-Sports」が一気に普及する機会となり得るでしょう。

これまでもたびたび急騰をみせてきたe-Sports関連が今年のゲームショウの主役となるかもしれません。

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