任天堂とソニーは結局、どっちがいいの?

2019年、年間を通して【7974】任天堂は株価が1.5倍に上昇しました。

東証1部の中で圧倒的な存在感を見せ、出来高もトップクラス。機関・個人両方の資金を集めて値を上げた銘柄です。

ただ、買われたゲーム株は任天堂だけではありません。

世界累計販売台数が9000万台を超えるプレイステーション4(以下、PS)を手掛ける【6758】ソニーも一年で1.4倍

日経平均と共にゲーム大手2社の急騰が目立った2019年・・今年も活躍が期待されていますが、覇権を握るのはどちらの銘柄か、それぞれの戦略から探ってみようと思います。

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【7974】任天堂 -2020年はリアルとの融合へ-

昨年11月15日に発売した『ポケットモンスター ソード・シールド』は、販売初週に全世界で600万本を記録。ニンテンドースイッチ向けソフトの中では、史上最速・最多となりました。

その後も販売本数は伸びており、国内では9週連続でゲームソフトの売上ランキング首位

スイッチの販売も好調で、19年11月時点で4167万台。新たに中国での販売を19年12月より開始したことで、PS4の販売数に迫る勢いで伸長しているでしょう。

さらに、PS4と同じくオンライン利用に対する継続課金システムが用いられ、ゲームソフトに対する有料アップデートも当たり前のものになっています。

「子供からお金を取らない」という任天堂の主義はどこへやら・・という気はしますが、任天堂の新戦略は成功しており、たった3年で利益は10倍。収益成長の仕方には目を見張るものがあります。

また、東京オリンピックの開催に伴った訪日客の増加を見越して、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに任天堂エリアを今年はオープンさせます。

ポケモンの新作で盛り上げた任天堂熱を長持ちさせ、新たな層の取り込みが狙いでしょう。

話題を集めることは間違いなし。【4661】オリエンタルランドにとっても強敵。

ただ、2019年に任天堂を代表するマリオ・ポケモンの新作、そして、スイッチライトを発売したことで、今年は目玉がテーマパークしかなく息切れ感が出てしまうかもしれません。

【6758】ソニー -ついに「切り札」解禁-

ソニーの収益を押し上げてきたスマホゲームアプリ「Fate/Grand Order」は、売上ランキングの上位は維持しているものの、一時期に比べると人気が落ち着いています。

一方で、モバイル向けの半導体が収益を押し上げており、21年には長崎工場の増設を予定。21年度4月には量産が開始する計画です。

ゲーム事業は低迷するも、半導体が収益を支えていますが・・同社にはなんといっても『PS5』という切り札があります。

今年の年末商戦期に発売が予定されているPS5は、任天堂の収益を押し上げてきたスイッチと同等か、上回る販売数に期待ができるでしょう。

PS4そのものも、【9684】スクウェア・エニックス史上、もっとも売れたファイナルファンタジー(以下、FF)作品である「FF7」の発売が4月に予定されており、販売数が伸びる公算があります。

任天堂エリアというリアルとの融合に踏み切った任天堂も捨てがたいですが、やはりPS5の発売に比べると見劣りせざるをえません。

任天堂とソニーは結局、どっちがいいの?

1月30日に予定されている任天堂の20年3月期第3四半期決算では、中国におけるソフトやハードの販売推移が気になるところですが、材料出尽くしと取ることもできます。

株価は企業の業績に先行するもの。

すでに上限が見えている任天堂より、新型機を導入するソニーの方が投資家に取っては、魅力的に映るかもしれません。

上記2社の買い付けでもし迷われている場合は、個人的には後者を推奨致します。

ただし、銘柄は買い場が重要。

買い場を間違えれば利益は出せませんので、お考えの際は一度ご相談いただければ幸いです。

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