ポイントは2つだけ!利益を逃さないテーマ株の売り方

短期で大きく株価が上昇するテーマ株ですが、その分下げるときも大きく、時に暴落となるケースもあったりします。

しかし、テーマ株には動き出す仕組みがあるように、終焉する仕組みも存在します。

今回はテーマ株相場が終焉を迎える2つのポイントを知ることで、利益を逃さないテーマ株の売り方を身に着けていただきたいと思います。

テーマ株相場が終焉を迎える2つのポイント

テーマ株が上昇を始めるときは、何かしらの「材料」がきっかけになりますが、相場が終わるときも、その材料が関係してきます。

材料に対する「期待度」が上昇エネルギーの素になり、相場が始まります。

そして、その材料の「実体」が期待以下になったとき、相場が終焉を迎えるのです。

また、期待によって生まれる買い需要に対する「供給」が滞ったときも、同じく相場が終焉を迎えます。

この期待に対する「実体」と、需要に対する「供給」が見えてきたときが、まさにテーマ株を売るポイントになるのです。

テーマ株は「業績」が出るタイミングで売却すべし!

テーマ株が上昇を始めるときの材料は様々ですが、下落を始めるときの材料は「業績」となることが大半です。

国の政策テーマに乗るとテーマ株相場が生まれやすいのは業績改善が見込まれるためで、決算で蓋を開けてみた際、今期の業績や来期の見通しが期待に見合わなかった場合は失望売りが出てしまいます。

よく「業績が良いのに売られる」ということがありますが、これは期待値の高さが原因です。

オススメは「決算シーズンまでを一つの取り組み期間にする」こと

とは言え、決算書をしっかり読んで翌日すぐに判断を下すのは、なかなか骨の折れる作業です。

そこで提案したいのは、「決算シーズンまでを一つの取り組み期間にする」ことです。

テーマ株を売買する際は最大3ヶ月を保有期間とし、決算発表前に売却すれば、業績によって株価が下がるリスクを回避できます。

仮に業績が評価されて再度上昇が始まる場合も、そこから改めて買い付けて、次の決算までを取り組み期間とすれば良いのです。

決算シーズンでなくても、業績に関わる悪材料が出ることもある

なお、2018年11月から【4592】サンバイオが3ヶ月で株価3.5倍以上の大相場を繰り広げた後、突如下方修正を発表して大暴落となったサンバイオ・ショックが2019年にありました。

この場合でも、下方修正を発表した日は1日株価が暴落せずに済んでいたので、このテクニックを知っていれば、無傷で利益確定を進めることができたのです。

決算シーズンでなくても業績に関わる悪材料が出ることもあるので、テーマ株を売買する際は、材料発表をチェックする癖を付けておきましょう。

「関連性の薄い銘柄」まで上昇してくるとテーマ株相場の終焉が近い

また、決算と関係ない時期でも「関連性の薄い銘柄」まで上昇してきたときは要注意です。

テーマ株相場は材料をきっかけに中心的な銘柄が動き始め、次いで主力株も動き、中小型株に物色が波及して行きます。

材料に関連する銘柄がテーマへの買い需要に対する「供給」ですが、上場企業数は限られているので、いつかはその供給が尽きてしまいます。

関連性の薄い銘柄に物色が波及してくるのは、必然的に最後の方になるのです。

2019年にサンバイオ・ショック直前も、サンバイオの材料とは関係のないバイオ株が多数値上がりしていました。

「買う価値の無い銘柄」まで上昇したときも相場の終焉サイン

また、低位株やボロ株、何年も赤字が続く銘柄まで上がり始めたときも、相場の終焉が近づいているサインです。

買う価値の無い銘柄まで上がり始めているのは、「同一テーマで買うべき銘柄がもう存在しなくなった」ことを表しています。

買い手がこれ以上増えないサインとも言えるので、きっかけひとつで関連テーマ株に一斉に売りが出てくることが予想されます。

関連性の薄い銘柄が上昇してきたときは、そのテーマに何かしらの材料が出る前に、早めに利益確定をするよう心がけましょう。

まとめ

材料ひとつで急騰を見せ、関連株にも物色が波及して一大相場を繰り広げるテーマ株。

ここで紹介した2つのポイントをもとに売却するよう心がけていれば、利益を掴むのは決して難しくありません。

「頭と尻尾はくれてやれ」という相場格言はテーマ株のためにあるのかもしれませんね。

テーマ株マイスターでは「テーマ株が相場になる仕組み」についても紹介していますので、是非合わせてご覧いただき、売買にお役立てください。

知っておけば儲けるのも簡単!?テーマ株が相場になる仕組み

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