イケメンの価値は2040万円!?恋愛関連株がアツい!

全世界で上場する企業、全ての事業内容を完璧に把握しているアナリストなど、恐らくいないでしょう。

2017年時点で世界の上場企業数は約4.5万社。過去最高だった2015年からは500社ほど減少しましたが、それでも途方もない数です。

似たような企業やグループ会社も数多くありますが、これだけ多いと、中には非常に個性的な上場企業も存在します。

その1つが、NASDAQ市場に上場するMatch Group Inc【MTCH】でしょう。

同社はデーティング・アプリ(出会い系アプリ)の「Tinder」を始めとしたマッチングサービスを手掛ける企業です。

2015年に上場して以降、業績の拡大傾向が続いており、17年12月期に売上高は13億ドルを突破。

成長期待から買いを集めており、上場来高値を更新し続けています。

日本でも、恋愛マッチングサービスを手掛ける【6175】ネットマーケティング【2417】ツヴァイなどが上場しており、“恋愛”をビジネス目線で見るという考え方が世界的に広がりつつあります。

今回は恋愛ビジネス市場を深掘りしつつ、関連株の存在と出会いサイトの攻略法について、経済の視点から追究したいと思います。

「出会いアプリ」が教えてくれる新たな市場

そもそも、先に挙げたような出会いアプリやサイトが生まれなければ、恋愛市場の成長余地を測ることなどできなかったでしょう。

既存のカップルを対象に調査を行っても、2人がくっついたのは最終的な結果であり、その過程でどれだけの労力や費用が発生したかの目途を立てる事ができません。

その意味では、上記のような企業の業績推移や利用者数の変化・動向は、恋愛市場を経済的な目線で見ていく上で重要なデータを与えてくれます。

ネットマーケティングの恋愛マッチングサービス:Omiaiの利用者は、1年前からおよそ10万人増加。

足元で、最高益を更新しており、国内でもネット上で出会いを求めるユーザーが増えている事が示唆されます。この変化は、当然ながら消費行動にも影響を与える事でしょう。

イケメンの価値は「2040万円」!?

人はモテる為にハイブランドを身に付けたり、メイクやエステにお金をかける事があります。

ただ、出会いの場がリアルからバーチャルに転換しつつあるなら、モテる為の要素も変わるはずです。

バーチャルの世界で最も重要視されるのは・・恐らく「写真」でしょう。

プロフィール内容を参考にする方もいるでしょうが、大半が写真を基準とした見た目を参考に選びます。

アメリカを拠点にする3名の経済学者(ギュンター・ヒッチ,アリ・ホルタサス,ダン・アリエリー)が面白い研究をしています。

出会いサイトで、女性が非常に魅力的な男性とそうではない男性の2人の内、1人を選べる場合、前者に比べて“後者の年収がどれだけ多ければ選ばれるか”を調べました。

結果は、後者が前者に比べて18万6000ドル(約2040万円)以上も稼いでいる場合、という衝撃的な内容だったのです!

見た目の経済価値はそれだけ大きな差を生むので、利用者が写真加工に力をいれるのは当然の話。

最近では、動画まで修正を施されているので、利用者は写真や動画をどこまで信用していいのかはわかりません。

ただ、写真加工アプリとして人気の高い「SNOW」に出資する【3938】LINEや写真撮影を手掛ける【2305】スタジオアリスには成長期待がありそうです。

最後に、これから出会いアプリの利用を考えている方へ一つアドバイスがあります。

多額の費用をかけて出会いを探しているユーザーは、理想とは異なる相手ともデートに対してかける時間が長くなるそうです。

この背景には、費用をかけているからこそ、相手をみつけなければ・・というある種の強迫観念のようなものが働いていると推測されます。

「高額だからって出会えるわけじゃないでしょ」と思っている方、試してみると意外と良縁が見つかるかもしれません。。。

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