「エロ」が世界を変える日

上場申請会社の事業目的や事業内容が、公序良俗や法律に反する場合やその恐れがある場合、上場は認められません。

その為、成人向けコンテンツを手掛ける上場企業は存在せず、売上高が2000億円を超える「DMMグループ」でさえ非上場の企業です。

上場する企業がないので、株式市場は「エロ」コンテンツに対する関心が薄いと言えます。

しかし、市場規模は非常に大きいので、企業も無視できません。

実は、密かにアダルト商品に携わる製品や技術の提供を行っている企業も少なくないのです。

DVD新時代!意外な企業が先導役に!?

メディア事業の拡大を進める【6038】イードが手掛けているのは、グラビアアイドルVR映像化させたコンテンツ「トキメキメテオ」です。

グラビアアイドルを目の前で見て楽しめるだけでなく、パッケージ版ではこれまでVRを体験したことのないユーザーでも、気軽に楽しめるようにiPhone/Androidのスマートフォンに対応した簡易VRゴーグルを同梱。

まだ利用者の少ないVRですが、ユーザーが手軽に楽しめるようにする試みを積極的に行っており、会社側でもVR人口の拡大に注力する姿勢を公表しています。

大手アダルト企業:ソフトオンデマンドは、秋葉原に個室ビデオ店『SOD VR』をオープンさせるなど、エロ×VRの融合はもはやアダルト業界の常識と言っても過言ではありません。

大半が非上場の企業の中で、イードは筆頭候補。

【6758】ソニーからプレイステーションVRが発売された当時は、業界の牽引役はソニーと誰もが思いましたが、もしかするとイードが時代を築くかもしれません。

「理想の相手」が手に入る?中国で驚きの企業が上場

先にもお伝えした通り、日本ではアダルト商品を手掛ける企業が上場する事は原則できませんが、中国では驚くことにラブドールの製造販売を手掛ける企業”が上場しています。

その名も「EXDOLL社」

同社は2017年8月、中国のベンチャー企業株式市場「新三板」に、ラブドール業界では世界初の株式上場を果たしました。

120名ほどの従業員を抱え毎月400体のドールを生産していますが、EXDOLL社が現在注力しているのはAIを搭載した製品。

来年登場する予定のラブドールは、iPhoneの「Siri」のような音声アシスタントを搭載し会話が出来るだけでなく、スマホアプリでの制御も可能とのこと。

1体あたり25,000元(およそ45万円)で販売される予定ですが、EXDOLL社は今後、会話だけでなく家事を手伝ってくれたりアシスタントなどもできるような、製品の開発を目指すとしています。

ロボットAIIoTという、まさに次世代技術の塊

発売されれば日本でも話題を集める公算が大きく、模造製品も登場するでしょう。

優秀なAIが必要になるのはもちろんですが、ラブドールにおいて重要になのは質感

人工皮膚の重要性が高まる公算が大きい事から、【3002】グンゼ【5162】朝日ラバーなどこれまで関係のないように見えていた企業が、思わぬ関連株として挙げられる可能性があります。

もはや身体は必要ない。任天堂も取り入れた新技術

現在、「3Dハプティクス」という技術が世界的に注目を集めています。

脳を騙す技術で、触感や感触などの体感を特別な波形パターンの振動として、指先などに刺激として与える事で、実際に触れていなくても、手で触っているかのような感覚が得られるというもの。

【7974】任天堂のゲーム機:ニンテンドースイッチでも採用されています。

仮想空間を楽しむゲームでの活用も期待されていますが、やはり技術革新を求める声が大きいのはアダルト業界でしょう。

先に挙げた、イードの技術と組み合わせることに成功すれば、目の前にいなくともアイドルに触れる事ができるようになるという、まさに夢の技術。

ちなみに、この技術を開発したのは「ミライセンス」というベンチャー企業。【8595】ジャフコが出資しています。

企業への応援も、株式投資の目的の一つに挙げられますが、夢の技術への応援をかねて銘柄を探してみるというのも、売買を楽しむ術だと言えるでしょう。

「カセットテープやDVDが普及したのはエロのおかげ」
「技術を発展させるのは戦争とエロ」

などと言われるように、最先端技術をいち早く取り入れるのがアダルト業界

もはや技術革新にはなくてはならない存在・・アダルト業界が世界を震撼させる技術を開発する日の到来は、近いかもしれません。

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