イベント盛り沢山の4月、気になるテーマは?

皆様、こんにちは。本村健です。

来週から名実共に新年度相場へ突入します。

イベント盛り沢山の4月、気になるテーマは?

ポジティブな話からしますと、1日にいよいよ「新元号の発表」がありご祝儀買いが期待されます。

さらに、「外国人労働者の拡大に向けた改正出入国管理法」や「働き方改革関連法」が4月から施工されます。

7日には、今夏の参院選の前哨戦とされる都道府県と政令市の首長、議員の統一地方選挙が実施され選挙結果が注目されます。

4月の気になるテーマとしては「元号関連株」、今月に取り上げた「選挙関連株」「バイオ関連株」

その他、「10連休に伴う関連株」「働き方改革」「防衛関連株」などを追っています。

懸念材料は「米中貿易交渉」と「英国のEU離脱」

反対に、ネガティブな話をしますと先送りにされた、米中貿易交渉英国のEU離脱の動向。

マーケットは織り込んでいると言う見方もありますが、果たしてどうでしょうか?

米朝首脳会議後、沈黙を続ける北朝鮮情勢も気になる所ですが「地政学リスク」の再燃もあるかもしれません。

暴落は、2月か3月かと描いていましたが予想に反してここまで凌いだ印象。だからこそ、恐いのは4月の中盤あたりかとみています。

週明けに、日経平均が終値で650円下げましたがこれも何かの前兆かもしれません。

先行きが不透明な時は、信用枠に余裕のある方は、株価が高い場面では値がさ株の売り建てや、ベア型投信の買いや先物のヘッジ売りで下落に備えるのもよろしいかもしれません。

ここから先は、日経平均の上値は重くなるとみて一本調子に上昇する相場ではないと予想します。

このような相場展開の時には、先を見通し吹き上げ売りの突っ込み買いに徹して両建ても有効な投資手法の1つと考えます。

理論に反した上昇相場が続くと、下落を忘れがちです。暴落はある日突然やってきます。

株マイスターでは「あんしんパック」なんて商品もあるそうなので、契約しておくのも良いかもしれません。

話題の銘柄 Pick UP:【3541】農業総合研究所

今週は、野菜・果物の直売所事業が主柱。全国の生産者から農作物を集荷し、スーパーなど小売店で販売する【3541】農業総合研究所を取り上げてみましょう。

同社は、外食向け会員制青果物EC「彩直」(さいちょく)のサービスを展開しています。

同サービスは全国86カ所の集荷場と大田区内の自社センターを活用して、登録生産者の青果物を外食産業向けに直接販売するサービス。

外食事業者にとっては低価格で高付加価値の新鮮な青果の調達が可能となり、生産者にとっても、これまでの小売店に加え外食への販路拡大が期待できるメリットがあります。

今まで農家の生産者にとっては農協頼みの選択肢しか無かった流通の仕組みが変わり期待されています。

また、同社は2月28日時点で1株を5株に分割すると発表。

株式分割で最低投資金額が下がり買いやすくなり、昨今、株式分割に対する市場の評価が高まっています。

過去のコラムでも取り上げました株式分割後に暴騰している、【9262】シルバーライフ【6184】鎌倉新書も株式分割が起爆剤となっています。

最近ですと、昨年の12月末に株式分割をしました【4382】HEROZも分割後に調整し上昇。詳しくは日足チャートをご覧下さい。

分割はホルダーの持ち株を売りを誘発する恐れがあるので、必ずしもポジティブな材料ではないというのが、これまでの見方でした。

しかし、公的資金や企業の自社株買いのような「すぐに売らない投資家」の力が増してきた事で、ホルダーの売り圧力は小さくなり、新たに保有する投資家が増えてきたようです。

上記の銘柄もそうでしたが、分割後に日柄調整がありいつ転換するかと値動きを注視していました。

今週の値動きと出来高の急増で調整済みとみて、ここから上昇相場が始まると注目しています。

大きく下押す場面があれば逆に狙い目とみています。値動きの初動段階と考えますので短期投資家の方にも向くかもしれません。

個人的に気になる銘柄

今週は【8125】ワキタに注目です。

大阪本拠の機械商社。土木建設機械の販売・レンタル主力。小型機の製造も。音響機器や建材などの販売を行う。不動産事業も併営する専門商社です。

最近、街を歩いていると目に付くのは訪日外国人の増加や東京オリンピックの宿泊施設でホテルの建設ラッシュが続いています。

東京や大阪、京都といった人気都市だけではなく、近年は地方へ足を運ぶインバウンドの増加により、それらの観光拠点となるターミナル都市のホテル数の増加は必要不可欠と言えます。

東京オリンピックや、ワキタの本社は大阪にありIR(総合型リゾート)大阪万博開催などのビッグイベントを控え、「土木建設機械の販売・レンタル」の需要はうなぎ登りと考えます。

同社は、建機事業の販売部門は売上堅調。賃貸部門はレンタル需要が底堅い。不動産事業は好調。19年3月、近畿・東海地盤の福祉用品卸レンタル会社買収し介護事業にも参入。

PERは13倍、一株利益は79円

昨年の年初来高値は1504円。年初来安値は1030円。

興味のある方は今週も、やや広めに設定しますが週足チャート上の心理的な節目の(990円)割れにロスカットラインを設けて、吹き上げましたら利益確定売りをして下さい。

それでは、また来週お会いしましょう。本村健でした。

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本村健

「株をやるなら必ず勝て!」投資道場を連載中!

一成証券(現三菱UFJ証券)、高木証券にて株式・債券・投信・先物等を幅広く取り扱っていた元・証券マン。投資にまつわる深い知識を武器にした「潮目を読む力」には定評あり。

風貌からは想像がつかないが“攻める”投資を得意としており、中でも材料やテーマ株に対する嗅覚は一級品。好物はビールを始め酒類全般。 「投資の達人」としても知名度が高く、現在は株マイスターで毎週土曜に『本村健の投資道場』を連載中。

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