緊急事態宣言の解除後、大きく動いた銘柄の共通点は!?

5月25日(月)遂に緊急事態宣言が全面解除されました。4月7日に発令され、約1か月半の外出自粛はあらゆる業界に影響を与え、大きく売られる銘柄ある反面、一気に値を伸ばす銘柄も誕生しました。

解除後、経済活動再開の期待感から日経平均株価は連日で上げ幅を拡大し、早くも節目となる2万1500円を上抜けてきました。

ご祝儀相場のような動きを見せる東京市場ですが、これまでとは180度異なるの動きとなる銘柄が散見されています。

今回は緊急事態宣言の解除後、大きく動いた銘柄についてまとめました。

株式投資を成功させるために…弊社アナリストにお任せください‼

叩き売られてたコロナ負け組銘柄にデイトレブームか

まず加速的に買いが向かったのは外出自粛の影響をダイレクトに受けていた飲食関連旅行関連銘柄でした。

解除の方針が伝わった25日には4月の月次が前年同月比97%減を記録した【3193】鳥貴族が「+11.42%」

その後も外食株へ買いが続き、26日にはなんと苦境に立たされているいきなりステーキ運営の【3053】ペッパーフードサービスが「ストップ高」。

その他、居酒屋の【3547】串カツ田中や高級レストランの【2764】ひらまつなどへ資金が向かいました。

解除により、飲食店の営業時間規制が夜8時→10時まで延長されたことで需要回復を期待した買いが進んだようです。

また、県をまたぐ国内旅行について政府は6月19日から容認の方針を示したことから【9202】ANA、【9201】JALなど旅行関連へ短期資金が向かう展開に。

また、第1次補正予算では観光需要喚起策として、「GO TOキャンペーン」に1兆6794億円を計上。

施策の1つ「Go To Travel」では、早ければ7月からは消費者に対し、旅行業者を通じて宿泊・日帰り旅行商品代金に関して、1人1泊当たり2万円を上限とした補助金を付与することを決めています

これを材料にANAは3営業日で一時「17%」の上昇。JALも同様に「21%」の上昇をみせました。

外食、旅行関連銘柄共に最悪期を脱したと言えるかもしれませんが、足元の業績や、新型コロナウイルス感染拡大第二波を起こる恐れを踏まえれば、長く保有のはリスキー。

上記銘柄のほとんどが翌日には利益確定が進んでいることからデイトレードや短期投資がほとんどだと考えられます。

コロナ勝ち組は一旦出尽くしか

一方で、コロナ相場で高パフォーマンスを誇った「巣ごもり関連」へ売りが広がっています。

家庭用ゲーム機「スイッチ」と専用ソフト「あつまれ!どうぶつの森」の大ヒットにより巣ごもり関連の代表格として快進撃をみせていた【7974】任天堂は冴えない展開に。

またデリバリーサービスの【2484】出前館やECプラットフォームを手掛ける【4477】BASEも売りが見られています。

緊急事態宣言の解除により、特需が終わるのではという見方が強まっていますが、巣ごもり需要による新規利用者、会員の獲得により、業績の底上げ期待ができます。

政府が公表した「新しい生活様式」では通販やデリバリーの活用を促していることから、今期業績への注目は続くこととなるでしょう。安いところで拾っておき、次決算に向け、中長期で取り組めば妙味があるかもしれません。

解除ステップに注目しておくことが重要

緊急事態宣言の全面解除といっても東京に関しては新型コロナウイルスの感染収束の一定基準を満すことで段階的に休業要請を解除していくこととなります。

東京の解除ステップはすべてで3つ。

現在はステップ1で主に公共施設やボウリングなどの休業要請が緩和されており、飲食店は午後10時までの営業となっています。

ステップ2ではほぼすべての商業施設が緩和。また、クラスターが発生したジムの休業も解除される予定です。

ステップ3ではカラオケ、ネットカフェ、パチンコ、ゲームセンター、遊園地など娯楽施設の多くが解除されることとなります。

上記に関連する多くの企業が売られてきただけに、解除期待による値幅狙いの動きが強まる流れが予想されますが、エントリーする際には解除ステップの状況などを見極め、デイトレードや短期での取り組みをお勧め致します。

The following two tabs change content below.
アバター

株マイスターのレポートやコラムを執筆しているアナリスト陣&サポートスクスタッフです。“個人投資家第一主義”という理念のもと、「タイムリーな情報」の惜しみない配信と、一人ひとりの投資スタンスや資金状況に応じた「的確なアドバイス」を心がけています。

『株マイスター』では、業界でも先駆けて設置したメールでの『無料銘柄相談』に留まらず、『サポートデスク』は携帯電話からも利用できるフリーダイヤルを導入。アナリストと直接会話することができるので、保有株の相談をはじめ、サービスに関する質問など、気軽にお問い合わせ下さい。

>>テーマ株のことなら、株マイスターにお任せください!