コロナ特需?店頭から消えた意外なモノ

ついに政府が7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発令しました。

東京都では生活インフラに不可欠な施設を除き、多くの施設で休業を要請。

外出できる先が限られることで、“巣ごもり消費”はさらに活発になるでしょう。

ショッピングモールや百貨店が休業要請の対象となっている一方、ネット通販(EC)は通常通り営業しているようなので、EC関連や配送関連はこの現状をポジティブに受け止められるかもしれません。

ところで、Amazonで商品を色々探していると、意外なモノの売り切れが目に止まりました。

それが「ニンテンドーSWITCH(スイッチ)」です。

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スイッチ売り切れの2つの原因

中国でのゲームソフト販売許可取得に加え、自宅でフィットネスが行えるゲーム「リングフィットアドベンチャー」が注目を集めたことで、足元で連騰が続いている【7974】任天堂。

しかし、注目を集めていても、現実にはゲーム機本体やゲームソフトが手に入りにくい状況です。

原因は2つ。

1つは任天堂のHPでも掲載されている「中国での生産および出荷の遅延」。

そして、もう1つは「転売屋による買い占め」です。

前者は2/6時点で掲載されており、かれこれ2ヶ月が経過していますが、依然改善の兆しが見えません。

小中学校から高校、大学まで3月上旬より原則休校となりましたが、長い春休みだからとゲームソフトを買ってあげようとする親御さんも増加しているようです。

私の周囲でも「店頭ではどこにも売っていない」という声が多く聞かれます。

それを見越して転売屋が動いていたのか、ネット通販大手のAmazonでは通常3万円台前半のゲーム機本体が5万円台で売られており、出品者からしか手に入らない状況。

同じくフリマアプリのメルカリでも大量に出品されており、安くても4万円台~という始末。

買い占め・転売はマスクや除菌液などの衛生用品とばかり思っていましたが、ゲーム機までもがコロナの影響を受けていたのです。

3月の安値から+30%以上値上がりしている任天堂ですが、次の決算では期待していたほどの内容は出てこないかもしれません。

他国で買い占めが起きているのは…

新型コロナの影響で意外なモノの買い占めが起きたのは、日本国内だけではないようです。

アメリカの一部の州では「銃や弾丸」が店頭から姿を消しました。

主に銃の所持率が高い州で、必需品の高騰や医療崩壊からの暴動が起こることを恐れ、「自分の身は自分で守る」の精神から買い占めが起きたとのこと。

使う機会が無いまま、収束に向かうことを願います。

一方、平和な買い占めが起きたのはフィリピンです。

こちらはなぜか人気ロボットアニメのプラモデル「ガンプラ」が店頭から姿を消した模様。

プラモデルは1つ仕上げるのに1~2週間程度要することから、巣ごもりの過ごし方としても賢い手段ですね。

テレワーク増加で「Webカメラ」も売り切れ

また、投資妙味がありそうな話として、「Webカメラ」も次々と店頭から姿を消しているようです。

在宅勤務・テレワークが増えたことで、自宅のパソコンにカメラが無い人がビデオ会議用にと、2月以降に買い求める人が増えたためです。

会社としても注文も増えているようなので、意外と息の長い消費が期待できそうです。

メーカー各社は量産でニーズに応えるとしているので、【6750】エレコムや【6676】メルコHDなど、テレワーク関連としてWebカメラも注目したいところです。

巣ごもり消費、発展の先には?

巣ごもり消費、テレワークの普及によって、店頭から姿は消しませんが「ネットワーク回線」が足りなくなってくることも確かです。

緊急事態宣言によって自宅で過ごす人が増えれば、オフの時間もインターネットを見たり、オンラインのビデオを視聴したりと、7都府県を中心にネットワーク回線の需要が急増します。

今はまだ、通信混雑を体感できないかもしれませんが、近々通信の遅滞を体感することでしょう。

そこで俄に注目を集めているのが「5G通信」です。

4G回線の100倍の実行速度となることから、「普及を加速すべき」という声も多く聞かれます。

政府は「緊急経済対策」も合わせて発表しましたが、自民党案には「5Gインフラの早期全国展開」も盛り込まれていた点は見逃せません。

新型コロナの影響で増加したインターネット回線への需要が、5G通信の普及前倒しの強い追い風となりそうです。

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